プロ入団後に投手から野手(打者)へ転向した選手は?
日本ハムの白村明弘(はくむらあきひろ)投手が野手に転向することを発表しました。
白村選手は2013年に慶應大学から日ハムにドラフト6位で入団したプロ6年目の選手。
プロ2年目の2015年には中継ぎとして50試合に登板し結果を出しましたが、その後は低迷していました。
今回の野手転向(ヤシュテン)は栗山監督が大学時代から打つ方でも評価し「持っている能力を花開かせる」という監督の想いに応えるもの。
187cm84kgと体格も恵まれていることから、ホームランも打てるバッターとして今後に期待がかかります。
イチロー、中田翔など高校時代は投手として活躍していた選手は多いですが、プロ入団後に投手→野手への転向は数える程。
ここでは「ヤシュテン」した現役選手をご紹介します。
投手→野手に転向したプロ野球選手
名前 | チーム | 転向年 | 2018年成績 |
---|---|---|---|
福浦和也 | ロッテ | 1994年 | 打率.210、1HR、11打点 |
糸井嘉男 | 阪神 | 2006年 | 打率.308、16HR、68打点 |
雄平 | ヤクルト | 2009年 | 打率.318、11HR、67打点 |
木村文紀 | 西武 | 2012年 | 打率.260、3HR、12打点 |
佐野皓大 | オリックス | 2017年 | – |
福浦、糸井、雄平とビックネームが並びました。
特に雄平は東北高校時代から150kmを超す左の本格派左腕として有名でした。
ドラ1でヤクルトに入団した後、先発のマウンドに立っていた投手時代の姿を覚えている方も多いと思います。
野手に転向してからすぐに結果を出した選手はおらず、福浦は一軍で打者として結果を出すのに3年、糸井は2年、雄平は5年ほどかかっています。
ただどの選手も走攻守三拍子揃った身体能力を持った選手という共通点も。
こう考えるとメジャーで二刀流として活躍している大谷翔平がいかに凄いかが改めて分かりますね。
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