「リクエスト制度」2019年からのルール変更点
2018年から日本のプロ野球においても導入されたリクエスト制度。
リクエスト制度とは微妙なプレーの判定において監督がビデオによるリプレー検証を求めることができる制度です。
2018年のリクエスト制度は以下の内容にて運用されました。
- 審判の判定について監督がビデオのリプレー検証を要求できる
- ストライク、ボール、ハーフスイング、ボークの判定は対象外
- 監督がリクエストを行使できるのは1試合につき2回
- リプレー検証の結果、判定が覆れば回数は2回のまま
- 延長戦に入った場合は新たに1回増える
リクエスト制度については賛否両論ありましたが「判定の納得感」が増すことからファンには概ね好評で、導入は成功だったと思います。
そして2019年度からは新たに以下のプレーもリクエストの対象として、リプレー検証を求めることができるようになります。
- コリジョン(本塁でのブロックや体当たりを禁止するプレー)
- 併殺崩しなどの危険なスライディング
- 頭部死球(危険球)を巡る判定
リプレー検証の結果に異議を唱えた場合、2018年までは監督が退場になると明文化されていました。
2019年からは「異議を唱えた者と監督」つまり、コーチや選手も退場処分になります。
なお、悪質なプレーには警告が出され同じ選手が2度警告を受けると退場、非常に悪質なプレーの場合は1度で退場となるケースもあります。
以上が2019年から変更となるリクエスト制度のルールでした。
