長野久義(巨人)が丸佳浩のFA人的補償で広島カープへ移籍
広島カープからFA宣言して巨人入りした丸佳浩の人的補償として、広島は長野久義を選びました。
炭谷銀仁朗(元西武)の人的補償として内海哲也が選ばれた時にも、内海がチームを長年支えてきた主力であったため衝撃が走りましたが、今回はそれ以上となっています。
内海は36才で、ここ数年は年棒に見合った成績を残せず、ローテーションから外れることが多くなっていました。
昨年は5勝5敗、防御率は4.17という成績。
一方、長野は34才で、2016年は全試合出場、17年は134試合、昨年も116試合出場し打率290で13HRと成績を残しています。
選手会長も務めるなど生え抜きの主力としてリーダー的存在でした。
まだ選手としての活躍も見込める長野が巨人のプロテクト名簿28選手から漏れていたことに驚いた方も多いでしょう。
巨人ファンからすると「巨人はチームを支えたベテランに冷たく、目先の戦力補強ばかり」との印象は拭えず、ファン離れも懸念されます。
長野コメント
3連覇している強い広島カープに選んでいただけたことは選手冥利に尽きます。自分のことを必要としていただけることは光栄なことで、少しでもチームの勝利に貢献できるように精一杯頑張ります。
巨人では最高のチームメイトに恵まれ、球団スタッフ、フロントのみなさんの支えのおかげでここまで頑張ることができました。また、9年間応援してくださったジャイアンツファンの皆様のおかげで苦しいことも乗り越えることが出来ました。
ありがとうございました。ジャイアンツと対戦することを楽しみにしています。
