2018年プロ野球がメジャーリーグの(平均)観客動員を上回る!
2018年度の日本のプロ野球(NPB)とメジャーリーグ(MLB)の観客動員をまとめたところ、歴史的な転換点となるかもしれない?ポイントを発見しました。
なんと、1試合あたりの観客動員は「NPB(日本)>MLB(米)」となったのです!
2018年度はNPBの観客動員が過去最高を記録したのに対し、MLBは14年連続で3万人を超えていた記録が途絶え28,830人に落ち込むなどアメリカでは野球人気が低迷しています。
メジャーの試合をテレビを観ていて「スタンドがガラガラだな。。」と思った方も多いはず。
NPBがMLBの1試合あたりの観客動員を上回ったのは初めてのこと。
なお、総観客数ではNPBが2,555万人でMLBが6,967万人とMLBが圧倒。
これは球団数がNPB「12球団」に対しMLB「30球団」、さらに試合数がNPB「143試合」に対しMLB「162試合」とメジャーの方が球団数も試合数も多いためです。
では、プロ野球とメジャーの各球団を合算した観客動員はどうなるのか?
以下にランキングを作ってみました。
2018年プロ野球とメジャーの観客動員ランキング
順位 | 球団 | 平均 |
---|---|---|
1位 | ドジャース | 47,043人 |
2位 | ヤンキース | 42,998人 |
3位 | カージナルス | 42,020人 |
4位 | ○巨人 | 41,699人 |
5位 | ○阪神 | 40,831人 |
6位 | ジャイアンツ | 38,965人 |
7位 | カブス | 38,794人 |
8位 | エンゼルス | 37,287人 |
9位 | ロッキーズ | 37,233人 |
10位 | アストロズ | 36,797人 |
11位 | レッドソックス | 35,748人 |
12位 | ブルワーズ | 35,196人 |
13位 | ブレーブス | 31,553人 |
14位 | ○ソフトバンク | 36,149人 |
15位 | ○広島カープ | 31,001人 |
16位 | ○中日 | 30,231人 |
17位 | ナショナルズ | 30,123人 |
18位 | ブルージェイズ | 28,707人 |
19位 | マリナーズ | 28,389人 |
20位 | ○横浜 | 28,166人 |
21位 | ○日ハム | 27,731人 |
22位 | ダイヤモンドバックス | 27,688人 |
23位 | メッツ | 27,469人 |
24位 | ○ヤクルト | 27,152人 |
25位 | パドレス | 26,772人 |
26位 | フィリーズ | 26,644人 |
27位 | レンジャーズ | 26,014人 |
28位 | ○西武 | 24,833人 |
29位 | ツインズ | 24,188人 |
30位 | ○楽天 | 23,972人 |
31位 | インディアンス | 23,786人 |
32位 | ○ロッテ | 23,127人 |
33位 | タイガース | 22,926人 |
34位 | ○オリックス | 22,575人 |
35位 | ロイヤルズ | 20,557人 |
36位 | レッズ | 20,116人 |
37位 | ホワイトソックス | 19,862人 |
38位 | アスレチックス | 19,427人 |
39位 | オリオールズ | 19,311人 |
40位 | パイレーツ | 18,316人 |
41位 | レイズ | 14,259人 |
42位 | マーリンズ | 10,014人 |
日本のプロ野球でトップの巨人は日米合わせたランキングで42球団中4位、阪神が5位という結果になりました。
一方、日本で最下位のオリックスは34位。
メジャーではオリックスよりも観客動員が少ない球団が8球団もあります。
メジャーリーグでは観客数の格差が非常に大きいのが特徴に。
また、選手の実力やレベルもメジャーとの差が縮まってきているのは明らか。
現在は選手にとってメジャーは憧れや挑戦の場となっていますが、今後はメジャーであればどの球団でもOKではなく、球団を選別した上での移籍ということになりそうです。
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