清宮幸太郎と現役高卒スター選手ルーキーイヤーの成績比較
大きな体で打ってはホームラン、投げては豪速球、父親は有名な元ラガーマンで現在はヤマハラグビー部の監督を務める清宮克幸氏。
現日ハムの清宮幸太郎は中学時代から「怪物」として知られてきました。
2017年のドラフト会議では高校生最多となる7球団から一位指名を受け、抽選の結果日本ハムに入団。
そしてシーズン1年目を終了。
1年目は二軍でのプレーが多かったものの、一軍では53試合に出場し、打率2割ちょうど、ホームラン7本、18打点という成績でした。
高卒1年目にしては数字を残し、来季の活躍に期待ができるシーズンとなりました。
ここでは、今後の清宮君の将来を占う上で参考となる、他の高卒スター選手の1年目の成績と比較をしてみました。
清宮幸太郎と高卒スター選手の1年目成績比較(一軍)
名前 | 1年目 | 試合 | 安打 | 打率 | HR | 打点 |
清宮幸太郎 | 2018 | 53 | 32 | .200 | 7 | 18 |
坂本勇人 | 2007 | 4 | 1 | .333 | 0 | 0 |
中田翔 | 2008 | 出場なし | ||||
筒香嘉智 | 2010 | 3 | 1 | .143 | 0 | 0 |
山田哲人 | 2011 | 出場なし | ||||
鈴木誠也 | 2013 | 11 | 1 | .083 | 0 | 0 |
今や日本のプロ野球でタイトル争いをするスター選手をずらりと並べて清宮君と比較してみました。
侍ジャパンの4番を務める筒香嘉智(横浜)や3度目のトリプルスリーを達成した山田哲人(ヤクルト)ですら、1年目は一軍の出場がほとんどなく、ほぼシーズンを通して二軍暮らし。
ホームラン7本というのは、自身では満足のいく数字ではないかもしれませんが、歴代の大物選手と比べると素晴らしい成績というのがよく分かります。
なお、大谷翔平の1年目は野手として77試合、45安打、打率.238、3HR、20打点、投手としては先発11回、3勝、防御率4.23という成績でした。
大谷と比較しても、出場数が少ない清宮君の方がホームランを打っていることから、将来のホームランバッターとしての片鱗を伺うことができます。
さらに昔に遡ると松井秀喜の1年目は57試合、41安打、打率.223、11HR、27打点。
清原和博は126試合、123安打、打率.304、31HR、78打点。
今やお騒がせな元スター選手になってしまったものの、清原の凄さがよく分かります。
日ハムはCSでソフトバンクに敗れたため、清宮君のシーズンも終了しましたが、2年目となる2019年シーズンは打率280、HR30本、打点100を目指して頑張って欲しいです。
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