高校野球の「タイブレーク制」とは?甲子園でも2018年度から実施へ

タイブレーク制

高校野球の「タイブレーク制」とは?

2018年の春の選抜甲子園大会から実施されている高校野球の「タイブレーク」について、分かりやすく解説します。

タイブレーク制度とは、

  1. 延長12回裏を同点で終え、13回から適用される
  2. 13回表から無死一、二塁の状態で、打順を引き継いでスタート
  3. 試合の決着がつくまで14回以降も繰り返す

というものです。

「2」についてですが、例えば12回に4番打者で攻撃が終了した場合、タイブレークが始まる13回は5番打者が最初に打席立ち、その際には二塁に3番打者、一塁に4番打者が走者として塁についてスタートとなります。

なお、決勝戦のみタイブレークは行われず、延長15回まで行い、それでも同点の場合は再試合、その再試合ではタイブレークにて実施します。

タイブレークは選手を守る制度

タイブレーク導入により、試合時間の短縮、選手の疲労や故障リスクの軽減、選手・観客の健康面への配慮、大会運営を時間通りにといったメリットを享受することができます。

国際大会では、オリンピック、WBC、プレミア12でも同様にタイブレークが導入、2017年のWBCで侍ジャパンがタイブレークの末オランダに勝利したこともありました。

高校野球においては2018年の春の甲子園から実施されていますが、2018年春の大会では延長13回までもつれた試合はなく、この大会ではタイブレークは実施されませんでした。

2017年までの過去10年間の記録を見ても、春・夏の甲子園で延長13回を超えたのは年に1試合程度。

タイブレークを導入することにより、高校野球の大会に大きな影響を与えることはないでしょう。

1998年に横浜高校vsPL学園の試合で横浜のエース松坂大輔が延長17回(当時は17回制)、250球を投げ切った試合がありました。

このように一人の投手に極端に負担がかかることはなくなります。

これからはタイブレークでの記憶に残る面白い試合を期待しましょう。

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