「読売ジャイアンツ球場」探検記
2018年7月20日に川崎市多摩区にあるジャイアンツ二軍の本拠地「読売ジャイアンツ球場」に行ってきました。
対戦カードはイースタンリーグ巨人vs日ハム戦。
二軍と言っても巨人には2017年のホームラン王アレックス・ゲレーロや立岡宗一郎、日ハムには斎藤佑樹、清宮幸太郎などの注目選手がいます。
彼らが出場することを願って川崎まで足を運んでみました。
ジャイアンツ球場の最寄り駅は「京王よみうりランド駅」
ジャイアンツ球場へ最も近いのが京王線の京王よみうりランド駅。
小じんまりとした駅ですが、快速も止まります。新宿からだと京王線で調布乗り換えで25分ほど、料金は278円。
よみうりV通り
駅を出て左手に見える長い登り坂が「よみうりV通り」と呼ばれている通りです。
巨人が1勝するごとに、坂道の「のぼり」が増えていくとのこと。
坂本勇人の手形プレート
よみうりV通りには2009年にジャイアンツに在籍していた全選手とコーチの手形プレートが背番号順にはめ込まれています。
ちなみに2009年は原辰徳監督の元、日本一になっています。
ジャイアンツ室内練習場
坂道を10分ほど登ると、ジャイアンツの室内練習場が見えてきます。
夏は暑いので体力を消耗するだけでなく、喉も乾くので予め水などを購入しておくとよいでしょう。
ジャイアンツ球場はこの隣です。
ジャイアンツ球場入口
ジャイアンツ球場の入口はこんな感じです。
左の窓口でチケットを購入(大人1100円、小中高生400円)して、いよいよ中へ。
チケットの種類は1種類のみで、全て自由席です。
持ち物検査はなく、食べ物や飲み物の持ち込みOK。
読売ジャイアンツ球場
球場に入るとそこはバックネット裏で、このように見やすい位置から試合を観戦することができます。
一軍の試合だとバックネット裏の料金は高く、さらに人気もあり、なかなか手が届かないので、野球好きにはたまらないですね。
読売ジャイアンツ球場の座席
席は内野席のみで外野席はありません。収容人数は4,000人。
ジャイアンツのコアなファンが多いようで、若手の選手に対してもあだ名で応援しているファンの歓声も多く聞こえてきました。
ジャイアンツ球場のバックスクリーン
バックスクリーンです。
ピッチャーが投げる度、右上の○○kmの欄に球速が表示されます。
5番は2017年のホームラン王アレックス・ゲレーロ
ゲレーロは二軍暮らしに不満タラタラのようですが、この日は連続安打を放つなどバッティングは好調なようで最も目立っていました。
左中間へライナーを打った際には全速力で二塁まで走り、スライディングで間一髪でセーフになるなど、積極的なプレーが印象的でした。
二軍でも腐らずに頑張り続ければ一軍でも活躍する日が来るでしょう。
球場内には自動販売機も
球場内には自動販売機があり、飲み物はここで購入できます。
復活を期す田口麗斗
ローテーションの軸として期待された田口麗斗ですが、今季は勝てず7月に二軍落ち。
面白いことに、ジャイアンツ球場では選手がブルペンに行く際、観客席を通って行くので目の前で選手を見ることができます。
田口の他に、山口鉄也も歩いていました。
子供は大喜びで、握手を求める子も。
なお、サインをねだっていた人もいましたが、練習中のためか選手は断っていました。
三塁側ブルベン
三塁側のブルペンもこの位置から見ることができます。
なお、一塁側(巨人側)のブルペンはライトの後方にあるので、近くで見ることはできません。
バックネット裏からの眺め
バックネット裏からはこんな感じです。ピッチャーの投げたボールの速さ、変化球のキレまでよく分かります。
なおこの日のジャイアンツの先発は大竹寛で、3回で8失点と大炎上でした。これでは一軍は遠そうです。
日ハムの先発予定は斎藤佑樹だったそうですが、試合前に腰の張りを訴え登板回避、清宮君は右肘を痛めているためその姿を見ることはありませんでした。
一塁側巨人ベンチ
積極的に声が出ていた日ハムベンチに比べ、巨人サイドは元気がありませんでした。
負けているからなのか?暑さにやられたのか?は不明ですが、ちょっと残念。
三塁側の席からの眺め
三塁側内野席です。
一塁側は日陰で、こちらは日向だったため、観客は一塁側に偏っていました。
ジャイアンツ球場の売店
球場内には小さいですが売店もあります。
上の店がビールやジュース、ホットドッグ、お菓子などを売っている店で、下がジャイアンツグッズを販売している店です。
巨人への道
ジャイアンツ球場へ行く時は「よみうりV通り」を通ってきましたが、帰りは「巨人への道」で帰ることに。
ジャイアンツ球場を出て左側に100mほど歩くと、巨人への道の入り口があります。
ミスターこと長島茂雄さんが揮毫したモニュメントがありました。
巨人への道の階段を降りる
巨人への道はこのようなオレンジロードになっており、階段が京王よみうりランド駅まで繋がっています。
眼下には稲城の街並みが広がっていました。この辺りは夜景もきれい見応えがあるとのこと。
読売ジャイアンツ球場へのアクセス
最寄り駅は京王よみうりランド駅で、駅からよみうりV通りや巨人への道を通って徒歩10分ほど。
行きはV通り、帰りは巨人への道を通るのがおすすめです。
小田急線「読売ランド前駅」からは、バスでよみうりランド下車、そこから歩いて徒歩12分です。
車で行く場合は、ジャイアンツ球場横の駐車場を利用することができます。料金は1,500円。
ジャイアンツの二軍の試合日程はこちらからご確認ください。
なお、2023年には今のジャイアンツ球場から歩いて10分ほどの所に「TOKYO GIANTS TOWN」が建設される予定となっています。
TOKYO GIANTS TOWNに新設される球場が二軍の本拠地となり、現在のジャイアンツ球場は三軍の球場になるとのこと。
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