プロ野球「オールスター」の試合数は2試合→1試合にすべき

オールスター2018

プロ野球「オールスター」は2試合→1試合にすべき

2018年のオールスターは第1戦が7月13日(金)に京セラドーム大阪で、第2戦が14日(土)に熊本で行われました。

松坂や上原の元メジャー組のオールスター復帰という話題もあり、第1戦のTV平均視聴率は11.6%、第2戦は9.8%とまずまずの数字。

なお、6月28日に行われたサッカーW杯ロシア大会の日本代表の初戦、コロンビア戦はなんと平均視聴率48.7%。

TV離れが続いている今の時代に、スポーツの持つ可能性を改めて感じました。

しかしこのオールスター、夏の暑い最中、さらにペナントの中盤戦を終え疲労も溜まっているこの時期に2試合も行う必要があるのでしょうか?

プロ野球のオールスターは「1試合にすべき!」と強く思う、その理由を記したいと思います。

本当の「スター選手」のみをオールスターに

プロ野球

2018年度のオールスターに選ばれた選手はセ・パ合わせて58選手

両リーグそれぞれ約30名の選手が選出されます。

中には(失礼ながら)「ん?なぜこの選手がオールスターに?」という選手も。

オールスターにはファン投票だけでなく、選手間投票、監督推薦、プラスワン選抜などの選考方法があり、ファン投票で選ばれなかった選手も多く参加します。

選手は先発3名、中継ぎ、抑えをそれぞれ2名、野手も各ポジション毎に1名〜2名程度とし、1チーム22名程度にすべきでしょう。

2日連続で試合を行うため、特定の選手の負担を少なくすべく30名もの選手を選んでいるという背景もあります。

人数を絞ることで選ばれた選手の価値が高まり、選手もより光栄に思えるようになるはずです。

初日はイベント、2日目にオールスターゲームを

オールスターは別名「球宴」という名前の通り、祭りの要素が高いイベント。

オールスターゲームの前日は前夜祭を開催し「ホームランダービー」だけでなく、「ストラックアウト」「トークショー」、野球殿堂入りした方の「表彰式」等のイベントを開催してはどうでしょうか?

メジャーリーグのオールスターは1試合で前日にホームランダービーを開催していますが、日本もより特別感・お祭り感を出すべきです。

もちろんこれらも全てTVで生中継。

野球ファンもペナントレースで贔屓のチームを応援する時とは違い、力を抜いて楽しめるはずです。

現状のオールスターは選手への負担が大きすぎる

2018年度の場合、第1戦を終えてから翌日に大阪→熊本に移動し、その日の夜に2試合目を行いました。

中には2戦連続で試合に出場した選手も。

選手は試合に出るだけでなく、その前から準備体操、練習を行い、さらにホームランダービーなどに参加する選手もおり、当然怪我のリスクも。

現状のオールスターはこの通り、選手への負担が大きいことから、(声に出しては言わないものの)参加したくないという選手も多いようです。

ちなみに、ファン投票で選ばれた選手はオールスターへの出場を辞退することはできません。

仮に辞退すると後半戦開始から10試合選手登録することができず、試合に出場できないというペナルティが科されます。

そのため、軽い怪我レベルであれば出場せざるを得ないというジレンマも。

オールスターは同じ開催場所で初日はイベント、2日目試合とすれば選手への負担も軽減できるでしょう。

セ・パ交流戦が始まり新鮮味がなくなった

2018セパ交流戦

2005年から始まったセパ両リーグのチームが戦う「セ・パ交流戦」

現在は各チーム3試合、計18試合を交流戦として他リーグのチームと試合をしています。

交流戦が始まる前までは、オールスターで実現するセのエースとパの強打者といった対戦に注目が集まりましたが、今はこのような対戦も交流戦で実現しています。

しかも勝敗を度外視した直球勝負が多くなるオールスターとは異なり、交流戦はそれこそガチンコ対決。

1対1の対戦では交流戦の方が見応えがあるかもしれません。

2011年の宮城、12年岩手、13年福島県いわき市、そして2018年の熊本と、オースルターは自然災害への復興に対するチャリティー活動の一環としても開催されてきました。

各試合には被害にあった地元の少年野球の選手達を読んで、義援金を募ったりと活動自体は非常に素晴らしいことです。

だからといって参加選手への大きな負担を強いていいという訳ではありません。

チャリティーなどは普段の試合でもできるはず。

NPBとしては試合数が減ることにより収益が落ちるのを懸念していることもあるでしょう。

しかし、選手の疲労をより考慮し価値やプレミア感を高めるべく、オールスターは1試合にすべきだと考えます。 東京ドーム 2019年オースルターゲームの日程と試合会場